内容説明
日本一の名文『歎異抄』を味わい尽くす!
「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」
日本人なら、一度は読みたい古典の名著『歎異抄』。
リズム感があり、全文を暗記する読者も多くあります。
そんな『歎異抄』に、一文字、一文字なぞり書きで親しめる一冊です。
本書の魅力
『歎異抄』で最も有名で代表的な十章までを、次のような4つの方法で楽しんでいただけます。
1 なぞり書き(名文を硬筆でなぞる書き込み式)
2 原文を音読(すべての漢字に振り仮名付き)
3 意訳を味わう(分かりやすい意訳を掲載)
4 書を鑑賞(書家・木村泰山氏の名筆で名文を楽しむ)
目次
『歎異抄』とは
本書の楽しみ方
序
第一章 仏法の肝要、を言われた親鸞聖人のお言葉
第二章 親鸞聖人の鮮明不動の信念
第三章 有名な悪人正機を言われたもの
第四章 二つの慈悲を説かれたもの
第五章 すべての人は父母兄弟
──真の孝行を示されたもの──
第六章 親鸞には弟子一人もなし
──すべて弥陀のお弟子──と言われたもの
第七章 弥陀に救われた人、について言われたもの
第八章 他力の念仏、について言われたもの
第九章 念仏すれど喜べない
──唯円房の不審に答えられたもの──
第十章 他力不思議の念仏、を言われたもの
名文を名筆で楽しむ