だれでも最期は独り この真実から目をそむけてはいけない
トルストイが驚愕し、稲盛和夫が自著で強く紹介した「ブッダの寓話」——ひとはたとえ死の淵にいてもその事実から目を背け、目の前の欲にまみれる生き物である——を、イラストと大きな文字でやさしく解説。
この「不都合な真実」を受け入れ、正面から向き合った先にこそ、本当の幸せにたどりつく道がある。
本書を読み、満ち足りた人生を送るのに、遅すぎるということはないのです。
主な内容
第1章
私とは、どんな者か
・「私とは、どんな者か」を、正しく知らねば、
幸せにはなれない
第2章
ブッダのたとえは、何を物語っているか
・この孤独は、どこからくるのか
・一緒に居ても相手にされない、
独りぼっちの淋しさは耐えがたい
・死は、突然、背後から襲ってくる
・いつまでも他人の葬式ばかりではない
・最期は、すべてから見放されて、
独り、死出の山路を行かなければならない
・命の短さを感ずるほど、
人間らしい生き方ができる
・自分のやった善行は自分に善果を生みだし、
自分のやった悪行は自身に悪果を生みだす
・言葉の魔剣で、
どれだけ多くの人を、傷つけてきたか分からない
・悪人は悪を行った結果、この世も苦しみ、
死後も苦しむのである
・「死んだらどうなるか」
人間の知恵では、サッパリ分からない
第3章
絶望の闇を破る光あり
・細い藤ヅルにぶら下がりながら、
ハチミツに心を奪われている旅人を救うには
・生存中に、絶対の幸福に救い、
必ず極楽浄土へ往ける身にさせる
・人間に生まれたことは、とても有り難く、
素晴らしいことなのだよ
・今生こそ苦界から離脱するチャンスなのだ
・この世から永遠の幸福になることこそが、
人間に生まれた唯一の目的なのだよ
後記
ブッダとは、どんな方であったのか
・老、病、死を超えた幸せを求めて
・経典は、ブッダの講演集
あとがき
書籍情報
定価 1,650円(税込)
判型 四六判上製
頁数 200ページ
ISBN 978-4-86626-090-7
発売日 2024.07.01
発行部数 19万部