内容紹介
「大切な忘れ物を届けに来ました」
古今東西の人物の成功談、失敗談から、心にしみるエピソードを「花束」にした、100のショートストーリー集です。
1話3分で読める気軽さ、面白さの中に、人としての大切な心得、人間関係や仕事の悩みに効くヒントがいっぱい詰まっています。
エピソードに散りばめられた珠玉の言葉からは、幸せに向かって生きていくためのメッセージが、きっと見つかるはずです。
「順境に恵まれている温室の花より、寒風凜々たる逆境に鍛えあげられた花は、香りが高い」
「成功は努力の結晶である。楽にえられるものは、貧と恥のみである」
「腹をたて苦しむのは、いつでも、己が正しいと思うのが原因である」
「ご恩をありがたく感謝する者は成功し、ご恩を当然と流し去る者は、必ず信用を失う」
「時空を超越して、一意専心、目的達成に熱中すれば、成就できぬ何事もないにちがいない」
困難にぶつかったとき、新しいことにチャレンジするとき、きっとあなたの心を支え、優しくその背中を押してくれるにちがいありません。
読者のリクエストに応え、待望の復刊!
今回の「新版」は、66万部を記録した高森顕徹先生のベストセラー『光に向かって100の花束』(平成12年発刊)の待望の復刊です。
本書は、ソフトカバーの新装版としても普及しましたが、大きな文字、ゆったりとした編集で好評を得た「オリジナル版」(ハードカバー)を再現しました。
時を超えて色あせることのない「花束」を、ぜひ皆さまのお手元に。
目次
- この柱も痛かったのよ 〜うるわしき母子
- 約束は、必ず、はたさなければならない
- 高価な楽器がいい音色を出してくれるのではない、演奏者によるのだ
- 悪人ばかりだとケンカにならない 〜一家和楽の秘訣
- 大将たる者、臣下の言葉をよく聞くべし
- お嫁にいったら、毎日よい着物を着て、おいしいものを食べて、よくお化粧するのですよ
- もうおまえは、帰ってもよろしい 〜何事も基礎が大切
- 夫婦はもともと他人である。だからケンカもする
- 矢は一本しかないと思え 〜 一意専心
- 忙しい人ほど勉強できる 〜暇を盗む