『仏説父母恩重経』のこころ
商品コード : BO03 |
価格 : 300円(税込) |
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内容説明
『仏説 父母恩重経』に説かれている「親の大恩十種」をやさしく解説した小冊子です。
(はじめにより)
吉川英治氏の名作、『宮本武蔵』の中に、あるゴロツキの若者が、知人からもらった『父母恩重経』を仲間に読んで聞かせる場面があります。
初めは寝っ転がったり、足を投げ出して聞いていましたが、読むほどに聞くほどに、涙が、ほおを伝ってきました。
“ヤイ、先があるなら、もっと聞かせてくれ”
せかす仲間たちの言葉に、
“もう、おらあ、おらあ……読めねえから、だれか読んでくれ”
と、経を、ほうって男は泣き出してしまいました。
がらにもない無法者たちが、部屋のあちこちで、粛々とすすり泣いているのです。
だれもが身に覚えのある両親の恩。
お釈迦さまは、経典に、
「父母の恩重きこと天の極まり無きが如し」
と教えられています。
私たちは、両親からどんなご恩を受けているのか。
『仏説 父母恩重経』から、親の大恩十種を聞いてみましょう。
(A5版・17ページ)