こころきらきら枕草子 笑って恋して清少納言

商品コード : 1M0135
価格 : 1,650円(税込)
木村耕一(著) 黒澤葵(イラスト)
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内容説明

『枕草子』の秘密を、分かりやすい意訳で解き明かす

『枕草子』の秘密を知れば、私たちの生き方が変わります。
笑って恋した清少納言の心構えを知れば、どんな苦しみも、カラリと流せるようになるでしょう。
清少納言は、美しい日本の四季を、美しいと感じることができる幸せな人でした。
そして、根も葉もないウワサに傷ついても、人間関係に悩んでも、決して恨んだり、非難したりせず、常に前向きに乗り越えていきました。その力は、どこからわいてきたのでしょうか。
千年も日本人に元気を与えてきた『枕草子』の秘密を、分かりやすい意訳で解き明かしていきます。

 

目次

『枕草子』を読む前に〜清少納言の人生を、大きく変えた出会いとは
◆ 意訳で楽しむ枕草子
1.心きらめく日本の四季。本当の美しさに、気づいていますか?
2.へらへら言い訳する男には、さりげなく、知恵の剣で斬り返そう
3.この犬を笑えますか。まるで人間の栄枯盛衰、そのままよ
4.嫌なことが多いですよね。こんなこと感じるのは、私だけかな
5.不謹慎かもしれませんが、やはり、説教の講師は美男子がいい!
 
6.「寂しいから、早く帰ってきて」。そんなこと、今は、無理ですよ
7.人間なんて、心変わりすると、全く別人になるんですよ
8.「こうありたい」「こうなりたい」と、皆が望むものは、どこにもないものばかり
9.事実無根のウワサが広がって、「あんなやつとは知らなかった」と非難されたら、どうしますか
10.気まずくて、いたたまれない思いがすること、結構ありますよね
11.誰も見たことのない「素晴らしい骨」って、何でしょうか
12.桜の花は、絵よりも、実物が美しい。松の木は、実物よりも、絵が素晴らしい
13.冬は、冬らしく。夏は、夏らしく
14.恥ずかしいと思いませんか。女は、他人のウワサ話と悪口ばかり。男は、女をもてあそんでばかり
15.他人が呼ばれたのに、勘違いして自分が出ていくと、気まずいですよね
16.雨上がりの朝は、菊の花にも、クモの巣にも、新鮮な感動があります
17.「このまま、ただ、私を好きでいてください」。プロポーズへの清少納言の返事
18.恋の関所の番人は、だまされませんよ。しっかりしていますからね
19.根も葉もないウワサに、尾びれ背びれをつけて、非難するのが世間。クヨクヨしても始まらないですよ
20.「今日は、どうも体調がすぐれない」。親が言うと、ドキッとします
21.小さいものは、本当に、かわいらしいですね
22.心の通わない兄弟姉妹は、近くにいるけど、遠い
23.男と女の間には、遠い距離がありそうで、実は、近い
24.品のない言葉を遣う人なんて、最低ですね。みっともないです
25.梅雨の時期に、野山を歩くのは、楽しいものです
26.「美しいなあ」。こんな感激がわいた時、人は歌を詠みたくなる
27.月の明るい夜に、川を渡ると、キラキラ輝く水晶が見えるんです
28.「すごいウワサが飛び交っているけれど、あなた、濡れ衣を着せられたんじゃないの」
29.20歳、30歳……70歳、80歳。人の年齢は、あっという間に、過ぎていきます
30.「あの人が、あなたのことを心配していましたよ」と聞くと、うれしいものです
31.さあ、テストです。「清少納言よ、香炉峰の雪は、どうであろう」
32.「あなたは、いつも、大騒ぎして褒めてくれるね。褒めすぎだよ」

現地ルポ
◆ 『百人一首』と清少納言 〜「恋の関所」を詠った逢坂の関を訪ねて
逢坂山でインタビュー
◆ 逢坂山でゆうげを 〜清少納言の秘められた思い
 

書籍情報

定価 1,500円+税
判型 四六判上製
頁数 244ページ
ISBN 978-4-86626-035-8
発売日 2018.07.30
発行部数 3万部

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